結論:買い物の中心が「ネット」なら楽天、「外出先」ならエポス
学生の1枚目として定番の2枚ですが、迷ったときの分かれ方はシンプルです。
- 楽天市場などネット通販をよく使う → 楽天カード(基本還元1%・楽天市場との相性)
- カラオケ・映画・飲食など外で遊ぶことが多い/留学・卒業旅行の予定がある → エポスカード(全国の優待・海外旅行傷害保険が利用付帯)
どちらも年会費は永年無料で、申込資格は「日本国内在住の満18歳以上(高校生を除く)」。公式の申込資格に年収の条件は記載されておらず、収入のない学生でも申込自体は可能です(審査は個別に行われます。2026年8月時点の公式情報。最新の条件は各公式サイトで確認してください)。
この記事では「学生の使い方」に絞って2枚を比較します。社会人も含めた一般的な比較は初心者におすすめのクレジットカードをご覧ください。
基本スペックの比較
| 項目 | エポスカード | 楽天カード |
|---|---|---|
| 年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
| 申込資格 | 18歳以上(高校生除く) | 18歳以上(高校生除く) |
| 基本還元率 | 0.5% | 1% |
| 強み | マルイ・全国1万店超の優待、海外旅行傷害保険(利用付帯) | 楽天市場でのポイント倍率、楽天経済圏との連携 |
| 発行 | オンライン/マルイ店頭で最短即日受け取りの場合あり | オンライン |
| 国際ブランド | Visa | Visa/Mastercard/JCB/AMEX |
※スペック・特典は変更されることがあります。申込前に必ず公式サイトで最新の内容を確認してください。
学生の生活パターン別に選ぶ
教科書・日用品・服をネットで買う → 楽天カード
還元率が基本1%と高く、楽天市場では倍率がさらに上がるため、ネット通販が多い学生は素直に貯まります。貯まった楽天ポイントはコンビニや飲食店(楽天ペイ・楽天ポイントカード加盟店)でも使えるので、使い道に困らないのも学生向きです。
楽天カードには学生向けの「楽天カード アカデミー」もあります(対象年齢や特典は公式サイトで確認してください)。楽天での買い物をさらにお得にする方法は楽天市場はポイントサイト経由で二重取りで解説しています。
カラオケ・映画・外食が多い → エポスカード
エポスカードの本領は還元率ではなく優待です。カラオケ・映画館・飲食店・遊園地など全国1万店以上の優待があり、月1回でも使えば基本還元率の差を取り返せる構造です。学生の遊び方とは相性が良いカードです。
留学・卒業旅行の予定がある → エポスカード
海外旅行傷害保険が利用付帯で付くのが、年会費無料カードとしては大きな特徴です(付帯条件・補償額は公式サイトで確認してください)。海外で体調を崩したときの治療費は高額になりがちなので、海外に行く予定が少しでもあるなら持っておく価値があります。
楽天経済圏に興味がある → 楽天カード
大学生のうちから楽天銀行・楽天証券と組み合わせて使い始める人も増えています。少額のポイント投資から金融に触れておくのは、社会人になってからも効きます(→楽天経済圏のはじめ方)。
学生が申し込む前に知っておくこと
1. 収入がなくても申込はできるが、審査はある
両カードとも申込資格に収入条件の記載はありませんが、審査は個別判断です。申込内容の虚偽記載(アルバイト収入の水増しなど)は絶対にしないでください。審査の基本はエポスカードの審査ガイドにまとめています。
2. 利用可能枠は小さめから始まる
学生の利用枠は低めに設定されるのが一般的です。これはデメリットではなく、使いすぎを防ぐ安全装置と考えてください。
3. リボ払いは選ばない
カード会社からの案内があっても、リボ払いは原則使わないでください。手数料の仕組みを理解してからでも遅くありません(→リボ払いとは)。支払いは1回払い固定が学生の鉄則です。
4. 支払日と口座残高の管理
初めてのカードで最も多い失敗は残高不足による引き落とし失敗です。延滞は信用情報に残り、将来のカードやローンの審査に影響します。仕送りやバイト代の入る口座を引き落とし口座にして、支払日をスマホのカレンダーに入れておくところまでが申込です。
5. 発行するならポイントサイト経由を確認
どちらのカードも、ポイントサイトに発行案件が掲載されていることがあります。申込前に1分だけ確認すると、公式の入会特典とは別にポイントを受け取れる場合があります。手順はポイントサイト経由のクレジットカード発行と楽天カードはポイントサイト経由で作るべき?で解説しています。
それぞれの申込はこちら
外遊び・海外旅行派
エポスカード
年会費永年無料。全国1万店超の優待と、利用付帯の海外旅行傷害保険が学生と相性の良い1枚
- カラオケ・映画・飲食などの優待が使える
- 海外旅行傷害保険が利用付帯
- 申込資格は18歳以上(高校生除く)。条件は公式サイトで確認を
ネット通販派
楽天カード
基本還元率1%・年会費永年無料。ネット通販中心の学生に定番の1枚
- 楽天市場でポイント倍率が上がる
- 貯まったポイントはコンビニ等でも使える
- 学生向けの楽天カード アカデミーもあり。条件は公式サイトで確認を
よくある質問
Q1. 両方作ってもいいですか?
作れますが、1枚目に慣れてからをおすすめします。特に学生のうちは、支払い管理の習慣を1枚で作るほうが安全です。2枚持ちの考え方はクレカ2枚持ちの組み合わせ方で解説しています。
Q2. 18歳になったばかりでも作れますか?
両カードとも「18歳以上(高校生を除く)」が申込資格です。高校生は卒業後に申し込んでください。未成年の契約に関する扱いは各社の案内に従ってください。
Q3. 親に知られずに作れますか?
18歳以上であれば法律上は本人の意思で契約できますが、初めてのカードは家族に相談してから作ることをおすすめします。使いすぎたときに相談できる相手がいることは、金額以上の安全装置になります。
Q4. アルバイトをしていないと審査に落ちますか?
収入がない学生でも一律に否決されるわけではありません。ただし審査基準は非公開のため、確実なことは言えません。申込情報を正確に書くことだけが、申込者にできる対策です。
Q5. 卒業したらどうなりますか?
そのまま使い続けられます。楽天カード アカデミーは卒業後に通常の楽天カードへ切り替わる仕組みです(詳細は公式サイトでご確認ください)。
まとめ
- どちらも年会費永年無料・18歳以上(高校生除く)で、学生の1枚目の定番
- ネット通販中心なら楽天カード(還元率1%・楽天市場の倍率)
- 外出先の優待・海外旅行ならエポスカード(1万店超の優待・利用付帯の海外旅行保険)
- 申込前にリボ払いを使わない・支払日管理・ポイントサイト経由の確認の3つを押さえる