結論:「投資が怖い」の最初の一歩に、ポイントはちょうどいい
楽天ポイント投資は、楽天証券の口座で、貯めた楽天ポイントを使って投資信託などの金融商品を買える仕組みです。
- 現金を減らさずに、本物の投資を体験できる:ポイ活で貯めたポイントが元手なら、値下がりしても家計は痛みません。「投資は怖い」という心理的ハードルを下げる入口として合理的です
- NISA口座でも使える:ポイントで買った分の利益も、NISA口座なら非課税です
- SPUも上がる:条件(後述)を満たすと楽天市場でのポイント倍率が上がり、ポイ活側にも還流します
ポイントはあくまで「入口」で、投資の中身(何を買うか・長期で持つ考え方)は現金の投資と同じです。
制度・SPU条件・対象商品は変更されることがあります。設定前に必ず楽天証券・楽天市場の公式ページで最新条件を確認してください。また、投資は元本保証ではありません。ポイントであっても投資した分の価値は変動します。
ポイント「投資」とポイント「運用」の違い(混同注意)
| ポイント投資 | ポイント運用 | |
|---|---|---|
| 証券口座 | 必要(楽天証券) | 不要 |
| 買うもの | 本物の投資信託・株式 | ポイントが疑似的に増減するだけ |
| 利益 | 現金として受け取れる | ポイントのまま |
| NISA | 使える | 使えない |
「ポイント運用」はアプリ内でポイントが増減する疑似体験で、手軽ですが資産にはなりません。資産形成につなげたいなら、口座を作ってポイント投資が答えです(両者の詳しい比較はポイント投資とポイント運用の違い)。
始め方の4ステップ
ステップ1:楽天証券の口座を開設する(無料)
口座開設・維持は無料です。NISA口座も同時に申し込むのがおすすめです(利益非課税の枠を最初から使えます)。NISAの基本はNISAの始め方で解説しています。
ステップ2:ポイントコースの設定をする
楽天証券とポイント口座の連携設定で「楽天ポイントコース」等の設定を行います(名称・画面は変わることがあるため公式の案内に従ってください)。
ステップ3:投資信託をポイントで買ってみる
最初は数百ポイントで投資信託を1本買ってみてください。金額の大小より、「買う→値動きを見る→持ち続ける」の体験が目的です。何を買うか迷う場合はつみたては1本でいいの考え方が参考になります。
ステップ4:SPU条件を確認して設定する
2026年8月時点では、投資信託を月合計3万円以上(うち1ポイント以上をポイント利用)などの条件でSPU(楽天市場のポイント倍率)が上がる仕組みがあります。つまり毎月の積立をしている人は、「積立設定にポイントを1ポイントだけ充当する」設定でSPUの対象になれます。条件は変更されるため、必ずSPUの公式ページで現行条件を確認してください。
楽天経済圏との相乗効果
ポイント投資が強いのは、楽天経済圏の循環の「出口」になることです。
- 楽天カード・楽天市場・ポイントサイト経由の買い物でポイントが貯まる
- 貯まったポイントで投資信託を買う(このページ)
- ポイント投資でSPUが上がり、また貯まりやすくなる
経済圏全体の設計は楽天経済圏の始め方ロードマップにまとめています。ポイントを貯める側の強化は二重取り・三重取りマップをどうぞ。
元手づくりに
楽天カード
ポイント投資の元手を作る定番カード。年会費永年無料・基本還元率1%
- 日常の決済でポイント投資の元手が貯まる
- 楽天市場でSPUによる倍率アップ
- 入会特典・条件は公式サイトで確認を
注意点(正直に)
- 期間限定ポイントは投資に使えません。使えるのは通常ポイントのみです。期間限定ポイントは楽天ペイや楽天市場で消化してください
- 元本保証ではありません。ポイントで買っても、買った投資信託の価値は市場で変動します。「ポイントだから減ってもいい」と思える範囲で始めるのがこの方法の趣旨です
- 短期売買には向きません。ポイント投資はあくまで長期つみたての入口です。頻繁な売買は手数料と税制の面でも不利になりがちです
よくある質問
Q1. 何ポイントから投資できますか?
投資信託は少額(100円分程度)から購入でき、ポイントはその全額・一部に充当できます。まずは失っても気にならない数百ポイントで十分です。
Q2. ポイントだけで積立を続けられますか?
ポイントの貯まり方次第ですが、多くの人は「現金の積立+ポイントを足す」形に落ち着きます。ポイントはあくまで入口・上乗せと考えるのが現実的です。
Q3. 利益が出たら税金はかかりますか?
通常の口座では約20%の税金がかかりますが、NISA口座での購入分は非課税です。ポイントで買った分も同じ扱いです。だからこそNISA口座で始めるのがおすすめです。
Q4. ポイント運用から乗り換えるべきですか?
疑似体験のポイント運用で慣れたなら、次の段階として口座を作りポイント投資へ移る価値は大きいです。利益が現金になり、NISAの非課税も使えるためです。
まとめ
- ポイント投資は現金を減らさずに本物の投資を体験できる入口。NISA併用で利益非課税
- 「ポイント運用」とは別物。資産にしたいなら証券口座+ポイント投資
- 使えるのは通常ポイントのみ。期間限定ポイントは別の場所で消化
- SPU条件を満たす設定にすれば、ポイ活側にも還流する。ただし条件は必ず公式で確認
関連記事:楽天経済圏の始め方|NISAの始め方|楽天ユーザーのポイ活術