電動アシスト自転車は通勤で元が取れる?|値段 ÷ 毎月浮くお金で計算。電気代は1回の充電で約12円
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電動アシスト自転車は、坂でも楽で、汗もかきにくく、通勤にぴったりです。ただ、10万円以上することが多いので、「本当に元が取れるの?」と迷う人も多いはずです。
この記事では、通勤に使ったときに何か月で元が取れるかを、自分の数字で計算できるようにまとめます。
結論:「値段 ÷ 毎月浮くお金」。毎月8,000円浮くなら、10万円の電動は約13か月
- 元が取れるまでの月数は「自転車の値段 ÷ 毎月浮くお金」で出せる
- 浮くお金は人によって違う。自転車の手当・自腹で払っていた電車賃・休日の交通費などを足す
- 電気代は小さい。容量400Whのバッテリーを空から満充電しても約12円(31円/kWhで計算)
- 気をつけたいのはバッテリーの交換。数年ごとに必要になることが多いので、長く乗るなら計算に入れる
何か月で元が取れる?
| 自転車の値段 | 月4,200円浮く | 月8,000円浮く | 月12,000円浮く |
|---|---|---|---|
| 10万円 | 約24か月 | 約13か月 | 約9か月 |
| 15万円 | 約36か月 | 約19か月 | 約13か月 |
| 20万円 | 約48か月 | 約25か月 | 約17か月 |
※手入れの費用と電気代は含めない目安です。
「毎月浮くお金」の数え方
浮くお金は、今の通勤費を誰が払っているかで変わります。当てはまるものを足してください。
| 浮くお金 | こんな人 |
|---|---|
| 自転車の通勤手当 | 会社が定期代を出していて、自転車に替えると手当が出る人(非課税の上限は片道2km以上10km未満で月4,200円) |
| 自腹で払っていた電車賃 | 定期代の一部、または全部を自分で払っている人 |
| 休日・帰り道の交通費 | 買い物や近場の用事に電車やバスを使っていた人 |
| ジム代など | 運動のために払っていたお金を、自転車通勤に置き換える人 |
会社が定期代を出している人は、電車賃そのものは会社のお金なので、自分にとって浮くのは手当の分です。くわしくは電車通勤を自転車に替えると月いくら浮く?と自転車通勤の通勤手当の記事をどうぞ。
たとえば、手当4,200円に、休日に使っていたバス代が月2,000円浮くなら、毎月6,200円。12万円の電動なら、約20か月で元が取れる計算です。
電気代はどれくらい?
電動アシスト自転車の電気代は、バッテリーの容量(Wh)× 電気料金で計算できます。
- 容量400Whのバッテリーを空から満充電すると、0.4kWh × 31円 = 約12円
- 31円/kWhは、家電の電気代の計算によく使われる目安の単価(全国家庭電気製品公正取引協議会)。実際は契約の料金で変わる
- 1回の満充電で何km走れるかは、車種・バッテリー・走り方で大きく違う。毎日充電しても、電気代は月に数百円ほどに収まることが多い
バッテリーの容量は、商品の仕様に「Ah」と「V」で書かれていることもあります。その場合は Ah × V = Wh で換算できます(例:16Ah × 25.2V ≒ 403Wh)。
維持費で気をつけたいこと
- バッテリーの交換:使ううちに持ちが悪くなり、数年ごとに交換が必要になることが多い。交換用バッテリーの値段はメーカーと容量で違うので、買う前に確認しておく
- タイヤ・ブレーキの消耗:車体が重いぶん、普通の自転車より減りが早いことがある
- 駐輪場:職場や駅の近くに停めるなら、月極の料金も計算に入れる
- 自転車保険:多くの都府県で加入が義務。今の保険の特約で入っていないか確認
自治体によっては、電動アシスト自転車(特に子供乗せ)の購入に補助を出しているところもあります。住んでいる市区町村のサイトで確認してみてください。
元が取れやすい人・取れにくい人
| 元が取れやすい人 | 元が取れにくい人 |
|---|---|
| 通勤手当が出ない、または一部しか出ない | 会社が定期代を全額出していて、自転車の手当が出ない |
| 休日や買い物にも毎日使う | 雨の日や冬は乗らず、月に数日しか使わない |
| 坂が多く、普通の自転車だと続かない | 平らな道で、普通の自転車でも十分楽 |
| 子供の送迎にも使う | 片道1〜2kmで、歩いてもいい距離 |
お金だけでなく、坂や汗がつらくて続かないなら、電動にすることで自転車通勤が続く、というのも大きな価値です。続かなければ、どんなに安い自転車でも元は取れません。
管理人も、最初はクロスバイクで通っていました。関東の都心部でも坂は意外と多く、だんだん通勤が辛くなって電車に戻ってしまいました。電動アシストに乗り換えてからは、気軽に乗れるので乗る回数が一気に増えました。毎日乗るほど、浮くお金も増えて元が早く取れます。
電動アシスト自転車の選び方
- バッテリーの容量:片道の距離×往復×充電したい間隔で考える。毎日充電したくないなら大きめを
- 重さ:駐輪場で持ち上げたり、段差を越えたりするなら軽いほうが楽
- タイヤの大きさ:大きいほど速く走りやすく、小さいほど乗り降りしやすい
- デザイン:通勤で毎日乗るので、気に入った見た目かどうかも続けるうえで大事
デザインや価格の手ごろさを売りにしたブランドも増えています。PELTECH(ペルテック)、自動で変速するモデルのあるADO、子供用の自転車も扱うwimoなどです。たくさんの車種から比べたいなら、自転車専門の通販サイトcyma(サイマ)でも電動アシストを探せます。
種類ごとの向き不向きは通勤用の自転車の選び方にまとめています。
よくある質問
Q1. 電動アシスト自転車の電気代はいくら?
A. 容量400Whのバッテリーを空から満充電して約12円です(31円/kWhで計算)。毎日充電しても、月に数百円ほどに収まることが多いです。実際は契約している電気料金で変わります。
Q2. 電動アシスト自転車は何年くらい使える?
A. 車体は手入れしだいで長く使えますが、バッテリーは使ううちに持ちが悪くなり、数年ごとの交換が必要になることが多いです。交換用バッテリーの値段は、買う前にメーカーのサイトで確認しておくと安心です。
Q3. 通勤なら電動とクロスバイク、どっちが得?
A. 値段だけならクロスバイクのほうが安く、元も早く取れます。ただ、坂が多い・荷物が重い・汗をかきたくないなら、電動のほうが続けやすく、結果的に得になることもあります。管理人は、クロスバイクが続かず電動に乗り換えました。
まとめ
- 元が取れるまでの月数は「値段 ÷ 毎月浮くお金」
- 浮くお金は手当・自腹の電車賃・休日の交通費などを足して数える
- 電気代は1回の満充電で約12円(400Wh)。気をつけたいのはバッテリーの交換
- 坂や汗で続かないなら、電動にして続けられること自体が大きな価値
まずは、自分の「毎月浮くお金」を書き出してみてください。その金額で気になる電動の値段を割れば、何か月で元が取れるかがすぐ分かります。
参考
- 国税庁 タックスアンサー No.2585 マイカー・自転車通勤者の通勤手当(2026年11月6日に確認)
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