物が多いと、気づかないうちにお金が出ていく|断捨離で消えた5つの出費と、減らす順番
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片付けが苦手で、なんとなくお金も貯まらない——。私もまさにそうでした。家は物であふれていて、必要な物が見つからない。通勤も家事も大変でした。
断捨離をしてみてわかったのは、物が多いと、気づかないうちにお金が出ていく仕組みがあるということ。この記事では、私の家で実際に出ていっていたお金を5つに分けて、挫折しない減らす順番と一緒にまとめます。
結論:物が多いと、5つの仕組みでお金が出ていく
私の家の場合は、こんな金額でした。
| 出ていっていたお金 | 私の実例 | 金額 |
|---|---|---|
| 同じ物を何度も買う | 爪切り11個・ライター20個など | 爪切りとライターだけで約11,000円(眉毛抜きなども5〜10個ずつ) |
| ストックが期限切れになる | 食品・日用品の買いすぎ | 捨てた分の代金がまるごとムダに |
| しまうためにお金を払う | 収納グッズ・棚・ダンボール保管サービス | 保管サービスは2年以上、毎月の料金だけ |
| 広い家に住む | 会社から遠い広い部屋 | 家賃と通勤の時間・家事の手間 |
| 月額を忘れる | 見ていない動画サブスク5つ | 月5,000円超 |
どれも1回あたりは小さな金額です。でも物が減らない限り、毎月・毎年出ていき続けるのが怖いところです。
① 同じ物を何度も買ってしまう
大掃除をしたら、同じ物が5〜10個ずつ出てきました。眉毛抜き、爪切り、ライター、ウェットティッシュ……。
- 爪切り:11個。コンビニで1つ約800円とすると、余分な10個で約8,000円
- ライター:一時期20個(タバコはもうやめました)。1つ100〜200円でも、余分な19個で約3,000円
- 眉毛抜きやウェットティッシュも、それぞれ5〜10個ほど
原因はシンプルで、物が多すぎて、必要な物が見つからないから。見つからないから買う。安い物なので愛着がなく、またなくす。そしてまた買う——この悪循環でした。
特に危ないのは、100円のライターのような安い物です。「なくしてもいいや」と思えるぶん、気づくと何十個にもなっています。
どうやって止めたかは大掃除したら爪切りが11個出てきた話で詳しく書いています。
② ストックが期限切れになる
食品の買いすぎと、使い切れない日用品のストックには、いつも苦戦していました。奥にしまった物は存在を忘れて、気づいたときには賞味期限切れ。同じ物をまた買ってしまう、という①と同じパターンもありました。
期限切れになりやすいのは、レトルト食品や缶詰、調味料のように「まだ大丈夫」と思って奥にしまう物です。特売でまとめ買いした物ほど、使う前に期限が来がちです。
解決したのはローリングストックです。古い物から使って、使ったぶんだけ買い足す。置き場所を決めて、見える範囲に収まる量しか持たないようにしたら、期限切れがほぼなくなりました。
始めやすいのは「棚1段に収まる量だけ持つ」「1つ使い切ってから買い足す」の2つです。量に上限を決めておくと、特売でも買いすぎなくなります。
続けられたルールはストックの期限切れをやめた話で詳しく書いています。食費や日用品そのものを安く買うコツは、食費を月1万円下げる買い物術と日用品を安く買う方法にまとめています。
③ しまうためにお金を払う
物が多いと、しまうための物にもお金がかかります。収納ケース、棚、そして家に入りきらない物を預ける保管サービス。
私はダンボールを預ける保管サービスを使っていましたが、2年くらい一度も取り出していませんでした。それならいっそ手放そうと思って解約したら、お金だけでなく気持ちもすっと楽になりました。
保管サービスは、1か月あたりは数百円からでも、預けている間はずっと料金がかかります。収納グッズも同じで、物が減らない限り、ケースや棚を買い足し続けることになります。
詳しくは2年取り出さなかったダンボール保管サービスを解約した話で書いています。
④ 物のために広い家に住む
一番大きかったのはこれかもしれません。物が多いと、それが入る広い部屋が必要になります。広い部屋は家賃が高いか、駅や会社から遠くなりがちです。
私も会社から遠い、広い家に住んでいました。通勤に時間がかかるうえ、部屋が広いぶん掃除などの家事も大変でした。
通勤が片道30分長くなると、往復で1日1時間、月20日の出勤で月20時間ほどになります。家賃の差だけでなく、この時間も物のために払っていると考えると、部屋の広さの見え方が変わります。
家賃は一度下げると、効果がずっと続く固定費です。物を減らしておくと、次の引っ越しで狭くて便利な部屋を選べるようになります。広い家で物が増えて気づいたことは広い家に引っ越したら物が増えて狭くなった話に、引っ越しと不用品の買取をまとめて頼む方法はトレファク引越の記事で紹介しています。
⑤ 使っていない月額を忘れる
物理的な物だけでなく、デジタルの「物」も増えます。私は動画のサブスクを5つ(Hulu・FOD・U-NEXT・Amazonプライム・Netflix)契約していて、合計は月5,000円超。でも見ていたのは、ほぼ地上波の番組でした。
全部解約してブルーレイレコーダーに替えた話は動画サブスク5つを解約してディーガにした話に、ほかのサブスクを10分で洗い出す手順はサブスク断捨離チェックリストにまとめています。
挫折しない減らす順番
いきなり家じゅうを片付けようとすると、たいてい途中で止まります(私もそうでした)。おすすめは、お金の効果が大きく、手間が小さいものから始める順番です。
- 月額のかかるものを解約する:サブスク・保管サービスなど。1回やれば、効果が毎月続く
- 同じ物は使う場所の数だけに減らす:残した物それぞれの定位置を決める。予備は1個まで
- 保管・収納を解約する:1年以上出していない物は、「残す理由」があるかだけ考える
- いらない物を売る:量が多いなら、まとめて送れる宅配買取が楽。大事に取っておいた物ほど端金だった——この経験で買い方も変わります(まとめて売った話)
- 住まいは引っ越しのタイミングで見直す:物が減っていれば、狭くて便利な部屋を選べる
最初の一歩には、1の「月額のかかるものを解約する」が向いています。物を捨てる決心がいらず、解約した月から効果が出るので、続ける気持ちになりやすいからです。
マキシマリストが挫折しないためのコツ
「物が多すぎて、どこから手をつければいいかわからない」「何を捨てていいかわからない」ときは、断捨離は何から捨てる?迷わない順番にまとめています。服を一気に手放せた裏ワザもそこで紹介しています。
- 一気に捨てない:1日1か所(引き出し1段など)で十分
- 「捨てる」より「どこで使うか」で考える:私は爪切りを11個から3つにして、ベッド脇・ドレッサー前などに1つずつ置いています
- 残した物は定位置に戻す:見つからない → 買う、の悪循環はここで止まる
- 買う前に定位置を見る:「あったはず」と思ったら、まず定位置を確認
捨てるか迷った物は、箱にまとめて日付を書き、半年置いておく方法もあります。その間に一度も開けなければ、なくても困らない物だと判断できます。
浮いたお金は、使う前に行き先を決める
物を減らして浮いたお金は、放っておくとまた別の物に変わりがちです。浮いた日に、先取りで貯金や積立に回すのがおすすめです。考え方は節約は何から始める?の「浮いたお金の行き先」にまとめています。固定費全体の見直しは固定費改善で毎月の支出を減らす方法もどうぞ。
よくある質問
Q1. 片付けが苦手だと、本当にお金は貯まりにくい?
A. 片付けが苦手なこと自体が悪いわけではありません。ただ、物が多いと「同じ物を買い直す」「しまうためにお金を払う」「広い家が必要になる」など、気づきにくい出費が増えやすくなります。物を減らすと、その出費も一緒に消えます。
Q2. 断捨離は何から始めればいい?
A. お金の面では、月額のかかるもの(サブスク・保管サービスなど)からがおすすめです。1回解約すれば、効果が毎月続きます。持ち物を減らすのはその後で、引き出し1段など小さい範囲から始めると続きます。
Q3. ローリングストックとは?
A. 食品や日用品を、古い物から使って、使ったぶんだけ買い足す管理方法です。置き場所と量を決めておくと、期限切れや買いすぎを防げます。
Q4. 捨てた物をまた買うことにならない?
A. 同じ物が複数ある場合は、使う場所の数だけ残して定位置を決めれば困りません。迷う物は、すぐに捨てずに箱に分けて様子を見ると、買い直しを防げます。
まとめ
- 物が多いと、5つの仕組みで気づかないうちにお金が出ていく
- 私の場合、爪切りとライターだけで約11,000円、見ていないサブスクで月5,000円超
- 減らすなら月額のかかるもの → 同じ物 → 保管 → 売る → 住まいの順
- 「捨てる」より「使う場所の数だけ残して定位置を決める」
まずは引き出しを1段だけ開けてみてください。同じ物が出てきたら、それが出ていっていたお金の入口です。
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