我慢しない節約|飲み会は予算を先に決め、買い物は在庫を見てから。今週やるのは2つだけ【物を減らした後に戻らない買い方】

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断捨離で物を減らしても、買い方が前のままだと、部屋もお金の出方もすぐ元に戻ります。減らしたそばから、また物が増えていくのはよくあることです。

かといって「飲み会は全部断る」「物欲をなくす」みたいな根性論の節約は続きません。だからこの記事では、我慢ではなく行動だけに絞りました。今週やるのは、2つだけです。

結論:今週はこれだけ

今週やるのは2つだけ:1 今月の飲み会予算を決めて、誘いを行きたい順に並べる。2 買い物の前に冷蔵庫とクローゼットを見る
  1. 今月の飲み会予算を決めて、誘いを「行きたい順」に並べる:予算を超えそうなら、優先度の低い会は断るか、一次会だけにする
  2. 買い物の前に、冷蔵庫とクローゼットを見る:食べ物は食べきれる分だけリストに。服を買いたくなったら、先にクローゼットの一角を見直す

どちらも、お金を使う前に「先に決める・先に見る」だけです。使うこと自体は我慢しません。

1. 飲み会は「予算を先に決めて、行きたい順に」

飲み会のお金が膨らむのは、誘われるたびにその場で「行く・行かない」を決めているからです。1回ずつだと断りにくく、月末に合計を見て驚くことになります。

1回4,000〜5,000円の飲み会でも、月に4〜5回あれば2万円前後になります。二次会やタクシー代が加わると、さらに増えます。

月の初めに予算を決める

  • 先月の飲み会の回数と金額を、ざっくり思い出す(カードやスマホ決済の明細を見ると早い)
  • そこから今月はいくらまでと決める。いきなり半分にせず、まずは1回分減らすくらいでいい
  • 決めた金額は、スマホのメモやカレンダーに書いておく

迷ったら「先月の合計から1回分を引いた金額」を今月の予算にするのが簡単です。守れたら、翌月はそのままか、もう1回分減らすかを決めます。

誘いを「行きたい順」に並べる

誘いが来たら、その場で返事をせずに、今月の予定と並べて優先度をつけます。

優先度どんな会?どうする
A:絶対行きたい久しぶりの友人、大事な送別会など予算から先に確保する
B:行けたら行くいつものメンバー、気軽な会予算が残っていれば行く。二次会は行かない
C:なんとなく断りづらいだけの会早めに断るか、一次会だけ参加
  • Aから予算を割り当てる:大事な会を我慢しないために、先に確保する
  • 予算が足りない月は、早めに断る:直前より、誘われてすぐのほうが断りやすい
  • 行くなら一次会だけ:「明日早いので一次会で失礼します」と最初に伝えておくと抜けやすい

飲み会では、食べきれる量を頼むのも節約になります。環境省は、宴会で乾杯後30分とお開き前10分は席で料理を楽しむ「3010運動」を呼びかけています(環境省 食品ロスポータル)。

2. 買い物の前に、冷蔵庫とクローゼットを見る

物が増える一番の原因は、家にある物を確認しないまま買うことです。爪切りが11個出てきた家の話も、まさにこれでした(その話)。

買う前に見る:食べ物は冷蔵庫を見て、食べきれる分だけリストにする。服はクローゼットの一角を見直して、似た服があれば買わない。迷ったら今日は買わずに保留

食べ物:冷蔵庫を見て、食べきれる分だけリストに

  • 出かける前に冷蔵庫を開ける:スマホで中を1枚撮っておくと、お店で「あれ、あったっけ?」と迷わない
  • 食べきれる分だけリストに書く:特売でも、使い切れなければ結局捨てることになる
  • 余ったら冷凍:使い切れなさそうな物は、傷む前に冷凍に回す

買い物前の在庫確認や、食べきれる分だけ買うことは、環境省も家庭でできる食品ロス対策として挙げています(環境省 食品ロスポータル)。ストックの持ち方はストックを期限切れにしなくなった話にまとめています。

服:買いたくなったら、先にクローゼットの一角を見る

  • 買う前に、似た服を持っていないか見る:同じような色・形の服がもうあることが多い
  • 見るのはクローゼットの一角だけでいい:全部見直す必要はない。買おうとしている服と同じジャンルの場所だけ
  • ついでに1着だけ手放す:着ていない服を1着だけ「直す・譲る・売る・回収に出す」に分ける
  • 迷ったら、今日は買わない:本当に欲しい服は、次の休みにも欲しい

環境省によると、1年間1回も着ていない服は、一人あたり約24枚あるそうです。衝動買いを避けて、クローゼットを見直してから買うことも、環境省のサイトで呼びかけられています(環境省 サステナブルファッション)。服を一気に減らすなら服を一気に手放せた裏ワザ、売るならまとめて売った話もどうぞ。

クローゼットを見ると、同じ色や形の服が何枚も見つかることがあります。「似た服をもう持っている」と分かれば、店で手に取った服も、その場で戻しやすくなります。

やらなくていいこと

続かない節約の多くは、我慢が多すぎることが原因です。次のことは、やらなくて大丈夫です。

  • 飲み会を全部断る:人付き合いまで削ると、反動でまとめて使ってしまう。大事な会は予算から先に確保する
  • 物欲をなくそうとする:欲しい気持ちは消えない。「買う前に見る」をはさむだけでいい
  • 家計簿を1円単位でつける:細かくやるほど続かない。飲み会は回数と合計がわかれば十分

2つとも続かなかったら

2つとも続かなくても、1つだけで十分です。おすすめは「買い物の前に冷蔵庫を撮る」。10秒で終わるので、いちばん続けやすいです。

ネット通販の「今だけ」「残りわずか」につい焦ってしまう人は、その場で買わずに翌日まで待つやり方もどうぞ。

お金の出口をまとめて見直したい人はお金を貯めるにはお金の出口をなくそう、物が多いことで出ていくお金の全体像は物が多いと、気づかないうちにお金が出ていくにまとめています。

よくある質問

Q1. 飲み会の予算はいくらにすればいい?

A. 決まった正解はありません。まずは先月の回数と合計を明細で確認し、そこから1回分減らした金額を今月の予算にするのがおすすめです。いきなり大きく減らすと続きません。

Q2. 飲み会を断るのが苦手です

A. 誘いの優先度を「絶対行きたい・行けたら行く・なんとなく」に分けて、「なんとなく」の会だけ早めに断るか、一次会だけ参加にしてみてください。直前より、誘われてすぐのほうが断りやすくなります。

Q3. 衝動買いを防ぐにはどうすればいい?

A. 買う前に、家にある物を見る習慣をつけるのが効果的です。食べ物なら冷蔵庫、服ならクローゼットの一角を見て、似た物があれば買わない。迷ったら、その日は買わずに保留にしましょう。

まとめ

  • 節約は我慢ではなく、使う前に「先に決める・先に見る」だけ
  • 飲み会は月の予算を先に決めて、行きたい順に。大事な会は我慢しない
  • 買い物の前に冷蔵庫とクローゼットを見る。迷ったら今日は買わない
  • 続かなければ、冷蔵庫を撮るだけでいい

今週やるのは2つだけです。飲み会の予算をメモに書くことと、買い物の前に冷蔵庫を1枚撮ること。それだけで、お金の出方は変わり始めます。

参考