食品・日用品のストックが期限切ればかりだった私が、ローリングストックで買いすぎをやめた話【実例】

公開日:

安いときにまとめ買い。気づいたら棚の奥で賞味期限切れ。洗剤やティッシュなどの日用品も、使い切れないほどのストック——。私はずっと、この「買いすぎ」に苦戦していました。

変わったきっかけは、ローリングストックと置き場所の整理です。この記事では、捨てていた物と金額、実際に続けられたルール、まとめ買いがかえって損になるパターンをまとめます。

結論:「見える範囲に収まる量だけ持つ」と、期限切れも買いすぎも止まる

  • 以前は、食品も日用品も期限切れや使い残しで捨てていた
  • 原因は、持っている物が見えていないこと。奥の物を忘れて、また買う
  • ローリングストック(古い物から使い、使ったぶんだけ買い足す)にしたら、期限切れがほぼなくなった
  • 置き場所を決めて、そこに収まる量しか持たないと、整理整頓がそのまま節約になる

期限切れ・使い残しで捨てていた物

捨てがちな物よくあるパターン
レトルト食品・缶詰安売りでまとめ買い → 奥にしまって忘れる
調味料あるのを忘れて、同じ物をもう1本開ける
お菓子・飲み物箱買いして、飽きて残る
日用品(洗剤・シャンプーなど)香りが合わずに使い切れない、ストックが多すぎて古くなる

特にもったいないのは、開けないまま期限が来る物です。使っていれば少しは役に立ちますが、未開封のまま捨てる物は、払ったお金がそのままゴミ袋に入ります。

なぜストックが期限切れになるのか

振り返ると、原因は「だらしない」ではなく、持っている物が見えていないことでした。

ストックが期限切れになる流れ:安いからまとめ買い、奥にしまう、あることを忘れる、また買う、古い物が期限切れになって捨てる
  • 安いからまとめ買い:「今買わないと損」と思ってしまう
  • 奥にしまう:新しく買った物を手前に置き、古い物が奥へ
  • あることを忘れる:棚がいっぱいで、何があるか把握できない
  • また買う:家にあるのに、店でまた手に取る

これは、爪切りが11個出てきた話と同じ仕組みです。物が多くて見えないと、同じ物を買い、古い物が無駄になります。

ローリングストックとは

ローリングストックは、ふだん使う食品や日用品を少し多めに持ち、古い物から使って、使ったぶんだけ買い足す方法です。もともとは災害への備え(家庭備蓄)の考え方で、農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」でも紹介されています。

ローリングストックの流れ:置き場所に収まる量だけ持つ、古い物から使う、使ったぶんだけ買い足す、新しい物は奥に入れる、を繰り返す

ポイントは「多めに持つ」より「回す」こと。古い物から順に使っていくので、期限切れになる前に食べ切れます。節約の面でも、必要な量だけを、必要なときに買うことになるので、買いすぎが止まります。

続けやすいルール

1. 置き場所を決めて、収まる量しか持たない

食品なら棚の1段、日用品なら洗面台下のケース1つのように決めて、そこからあふれる分は買わない。量の上限が目で見えるので、自然と買いすぎが止まります。

2. 新しい物は奥、古い物は手前

買ってきた物は奥に入れ、手前の古い物から使う。お店の棚と同じ並べ方(先入れ先出し)です。

3. 予備は1つまで

日用品は「使っている1つ+予備1つ」まで。予備を使い始めたら、次を1つ買います。トイレットペーパーのように切れると困る物は、「1パック」のように単位で決めておくと迷いません。

4. 買い物の前にストックを見る

買い物に行く前に、置き場所をひと目見る。置き場所が決まっていれば、数秒で済みます。出かける前にスマホで棚を1枚撮っておけば、店の中でも確かめられます。

まとめ買いが「損」になるパターン

まとめ買い自体が悪いわけではありません。ただ、次のような場合は、安く買ったつもりでも結果的に損になります。

  • 期限内に使い切れない量:1つあたり安くても、捨てたぶんで割高になる
  • 置き場所がない:収納グッズを買い足したり、奥にしまって忘れたりする
  • 初めて買う物:好みや使い勝手が合わないと、使い切れずに残る
  • 「安いから」が理由:必要な物ではなく、お得な物を買ってしまっている

まとめ買いするなら、置き場所に収まり、期限内に使い切れる量まで。食費・日用品を安く買うコツは食費を月1万円下げる買い物術と日用品を安く買う方法にまとめています。

ストックは「物が多いと出ていくお金」のひとつ

期限切れのストックは、物が多いと気づかないうちに出ていくお金のひとつです。同じ物を何度も買う、しまうために保管サービスや収納グッズにお金を払う、物のために広い部屋に住むなど、ほかの出費とあわせて物が多いと、気づかないうちにお金が出ていくにまとめています。

買い物の前に冷蔵庫を見る習慣は、飲み会の予算の決め方とあわせて我慢しない節約|今週やるのは2つだけにもまとめました。

よくある質問

Q1. ローリングストックとは?

A. ふだん使う食品や日用品を少し多めに持ち、古い物から使って、使ったぶんだけ買い足す方法です。もともとは災害への備えの考え方で、農林水産省の「災害時に備えた食品ストックガイド」でも紹介されています。期限切れや買いすぎを防ぐのにも役立ちます。

Q2. ストックはどれくらい持てばいい?

A. 節約の面では、「決めた置き場所に収まる量」が目安です。日用品なら「使っている1つ+予備1つ」から始めると管理しやすくなります。災害への備えとして持つ場合は、自治体や農林水産省のガイドも参考にしてください。

Q3. まとめ買いはやめた方がいい?

A. やめる必要はありません。置き場所に収まり、期限内に使い切れる量なら、まとめ買いは節約になります。損になるのは、使い切れずに捨てたり、置き場所のために収納を買い足したりする場合です。

まとめ

  • 期限切れの原因は、持っている物が見えていないこと
  • ローリングストック(古い物から使い、使ったぶんだけ買い足す)で期限切れを防げる
  • 置き場所を決めて、収まる量しか持たないのがいちばん効く
  • まとめ買いは使い切れる量までなら節約になる

まずは食品棚の一番奥を見てみてください。期限が近い物から手前に出すだけで、ローリングストックは始められます。