米を炊くだけで食費は浮く|ご飯1杯は約46円、パックご飯の4分の1

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自炊というと、おかずを作ることを思い浮かべがちです。でも、ご飯を炊くだけでも食費ははっきり下がります。

5kg 3,562円の米なら、茶碗1杯は約46円です。同じ量のパックご飯は約186円なので、4分の1で済みます。1日2杯なら、1か月で約8,400円の差です。

ご飯1杯の値段を比べる

ご飯1杯の値段。炊く場合は5kg 2,000円で約26円、3,562円で約46円、4,000円で約52円。冷凍ご飯は約162円、パックご飯は約186円、コンビニのおにぎりは1個約188円
ご飯の用意の仕方1杯の値段
炊く(5kg 2,000円の米)約26円
炊く(5kg 3,562円の米)約46円
炊く(5kg 4,000円の米)約52円
冷凍ご飯(150g)約162円
パックご飯(150g)約186円
おにぎり(1個)約188円

茶碗1杯に使う米は、炊く前で約65gです(農林水産省)。5kgの米で約77杯になるので、米の値段を77で割ると1杯の値段が分かります。

※米以外の価格は総務省統計局「小売物価統計調査」の東京都区部・2026年10月の平均です。パックご飯と冷凍ご飯は、100gあたりの価格を150gにして比べています。

高い米を選んでも、炊く方がずっと安いのは変わりません。5kg 4,000円の米でも1杯約52円で、パックご飯の3分の1以下です。

米は1年前より安くなっている

東京都区部の米(コシヒカリ以外、5kg)は、2025年10月の5,248円から、2026年10月には3,562円になりました。1年で約3割安くなっています。

全国のスーパーの平均も、10月5〜11日の週で5kg 2,837円と報じられています。一方で、コンビニの弁当や外食の多くは1年前より値上がりしています。今は、ご飯を自分で炊く効果が大きい時期です。

おかずは買っても、ご飯だけ炊けば安くなる

おかずまで作るのが大変なら、ご飯だけ炊いて、おかずは買うのも立派な節約です。

組み合わせ1食の値段
からあげ弁当を買う約698円
からあげ(惣菜150g)を買って、ご飯を炊く約432円

これだけで1食266円の差です。料理が苦手な人や、疲れている日でも続けやすい方法です。

炊く手間を減らすコツ

  1. まとめて炊いて冷凍する:3合を一度に炊けば約6杯分。1杯ずつラップに包んで冷凍すれば、食べたいときに電子レンジで温めるだけです
  2. 無洗米を選ぶ:米をとぐ手間がなくなります
  3. 炊飯器の予約を使う:帰る時間に炊き上がるようにすれば、帰ってすぐ食べられます

炊飯の電気代は、多めに見て1回0.2kWhとしても約6円(目安単価31円/kWhで計算)です。3合炊けば、1杯あたり1円ほどです。

浮いた8,400円で、何ができる?

月8,400円の差は、続けるほど大きくなります。浮いたお金の使い道を先に決めておくと、ご飯を炊く手間にも張り合いが出ます。

浮いたお金の使い道。1か月の8,400円で片手の圧力鍋、4か月の33,600円で工事不要のタンク式食洗機、1年の100,800円をNISAで積み立てる
続けた期間浮く金額使い道の例
1か月約8,400円片手の圧力鍋(3Lで5,000〜9,000円ほど)
4か月約33,600円工事不要のタンク式食洗機(2万円台から)
6か月約50,400円圧力IHの炊飯器(5.5合の平均は44,821円)
1年約100,800円NISAで毎月8,400円を積み立てる

※圧力鍋と食洗機は、2026年11月時点の通販での価格の目安です。機種、店、時期で大きく変わるので、買う前に確かめてください。炊飯器は総務省統計局「小売物価統計調査」の東京都区部・2026年10月の平均です。

家電を買うなら「自炊がもっと楽になる物」を選ぶ

  • 圧力鍋:カレーや煮物の煮込み時間が短くなります。安い肉もやわらかくなるので、食費をさらに下げやすくなります
  • 食洗機:食べた後の皿洗いがつらい人に向いています。待ち時間に調理道具を洗っておけば、食後は食器を食洗機に入れるだけです
  • 炊飯器:今の炊飯器に不満がある人だけで十分です。ご飯の味が上がれば、外で食べる回数はさらに減ります

浮いたお金で、次の自炊をもっと楽にする。この流れができると、節約が続きやすくなります。ただし、食洗機は置き場所と給水の方法を、圧力鍋はコンロに対応しているかを、買う前に確かめてください。一人暮らしの狭いキッチンでは、置けないこともあります。

買うのは、実際にお金が浮いてからにしましょう。先に分割払いで買ってしまうと、自炊が続かなかったときに支払いだけが残ります。

欲しい物がなければ、そのまま積み立てに回す

特に欲しい家電がなければ、浮いた分を毎月そのまま積み立てるのも一つの選択です。月8,400円なら、1年で元本が100,800円、5年で504,000円になります。

NISAのつみたて投資は、少ない金額からでも始められます(NISAはいくらから始める?)。ただし、投資は元本が保証されず、値下がりすることもあります。生活費の予備を先に確保してから、余った分で始めてください。何を買えばいいか迷ったら、NISAつみたては1本でいいも参考になります。

どれくらいのペースで米を使うかは、人によって違います。1か月に食べる杯数を数えてみると、5kgと10kgのどちらを買えばいいか決めやすくなります。

よくある質問

Q1. ご飯1杯の値段はいくらですか?

茶碗1杯に使う米は約65gなので、5kg 3,562円の米なら約46円です。5kg 2,000円の米なら約26円、4,000円なら約52円になります。

Q2. パックご飯と炊飯、どちらが安いですか?

炊く方が安いです。同じ150gで比べると、パックご飯は約186円、炊いたご飯は約46円で、4分の1ほどになります。

Q3. 一人暮らしでも米を炊くと節約になりますか?

なります。1日2杯をパックご飯から炊いたご飯に変えると、1か月で約8,400円の差です。まとめて炊いて冷凍すれば、毎日炊く必要もありません。

Q4. 自炊で浮いたお金は、何に使うのがいいですか?

自炊がもっと楽になる物に使うと、節約が続きやすくなります。月8,400円なら、1か月で圧力鍋、4か月で工事不要の食洗機が目安です。欲しい物がなければ、積み立てに回す方法もあります。

まとめ

  • ご飯1杯は約46円(5kg 3,562円の米)。パックご飯の4分の1
  • 1日2杯なら月約8,400円の差
  • 米は1年で約3割安くなり、外食やコンビニは値上がりしている
  • おかずは買っても、ご飯だけ炊くだけで1食266円安くなる
  • 浮いたお金は1か月で圧力鍋、4か月で食洗機。欲しい物がなければ積み立てに